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2040独立自尊プロジェクト IMPACTISM
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【7/29開催レポート②】「研究者×産業界×学生 — 動き出した新たな一歩」(後編)

「2040独立自尊プロジェクト」の過去・現在・未来

by Keita fukasawa
2022年9月30日
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日本が世界に先駆けて、国民全員もれなく直面することになる未曾有の事態——「2040年問題」。
その解決に目標を定め、ピンチをチャンスに変えるべく、キックオフを果たした「2040コミュニティ」(2040独立自尊プロジェクトコミュニティ/※1)。
5月末の旗揚げ決起会、6月末の第2弾イベントに続き、上昇気運に乗った公開イベントが7月29日、虎ノ門ヒルズのイノベーション拠点「CIC Tokyo」とオンラインにて行われました(※2)。

日本の研究力はまだまだ、こんなものじゃない! でも、分野の壁を超えられない。組織や肩書きが邪魔をする。とはいえ「2040年問題」は待ったなし。それならここはマッシュアップ、何でも掛け合わせてみるのが、たった一つの冴えたやり方。
「研究者 × 企業 × 学生」……持ち味バツグンの変数たちを掛け合わせ、世界があっと驚く新結合を引き起こす。「研究シーズ × 実行力 × ピュアなアイデア」で、テクノロジーと社会の進化史に新たな “カンブリア爆発” を刻み込む。
大切なのはその意気込み。前半は掛け合わせ7名のディスカッション、後半には新プロジェクトの情報解禁も!? あの日の出来事を、前後編の2本立てでお届けします。(後編)


 記事①(前編)へ
(※1)「2040コミュニティ」と参加方法
(※2) 【告知】7/29開催「研究者×産業界×学生 動き出した2040年問題への新たな一歩」

(Top画像:特殊なレンズを使用して撮影しています)



記事制作スタッフ
写真:菅原康太(フォトグラファー)
文:深沢慶太(編集者/IMPACTISM記事編集ディレクター)
編集協力:阿部愛美(編集者/ライター)



【Presentation & Announcement】
「2040年問題」に立ち向かう3領域の展望


記事①(前編)では、「2040独立自尊プロジェクト」を支える “人のつながり” にフォーカス。
「2040コミュニティ」に参加する研究者、企業関係者、学生が、これまでの手応えと期待値についてディスカッションを実施。それぞれの率直な声を通して、「研究者×企業×学生」のマッシュアップ仕立てが生み出すポテンシャルの一端を “見える化” する試みでした。

続くメインイベント後半戦では、「2040独立自尊プロジェクト」の本懐たる “研究” にフォーカス。本プロジェクトの柱となる3領域それぞれに、これまでの成果と展望が明かされます。
さらに、この日はじめて公開されるという新プロジェクトの発表も。

2040年に向けて、日本はこのままどんどん転がり落ちていくのか? それとも鮮やかなV字を描いて伸び上がっていくのか?
一人ひとりの気づきや着想から、シーズ同士の掛け合わせ、人×人、組織×組織の化学反応まで、その一瞬一瞬が明日への分かれ道。“未来逆転” のヒントだらけのイベント内容を、鋭意まとめて書き出します。

(内容を抜粋構成)

藤瀬里紗(司会/CIC Tokyo プロジェクトリード)
さて、ここからは『2040独立自尊プロジェクト』の柱となる3つの領域について、それぞれの取り組みと現在の成果について発表してもらいましょう。まずはKGRI特任准教授の河嶋春菜さんより、全体のプロセスについて紹介をお願い致します。

当日のスライド資料より。


河嶋春菜(KGRI特任准教授)
最初に「2040独立自尊プロジェクト」のミッションと、これまでのプロセスについてご報告致します。
KGRIの安井所長から与えられたミッションは、「2040年問題」の解決に向けてアカデミアから発信を行うことでした。そこで、慶應義塾の創設者・福澤諭吉が説いた「独立自尊」の考え方を軸に据えて、3つの領域によるプロセスを構想しました。

当日のスライド資料より、「2040独立自尊プロジェクトの研究プロセス」概念図。

「テクノロジー」の側面からは、労働力を補うためにロボットなどの力を借りながら、人間と機械の調和・融合を図っていく。また「社会システム」の観点からは、人々が健康的で自分らしく生きるための行動を手引きするシステムを提案します。一方で「法倫理」としては、あらゆる情報がデジタル化されていくなかで民主主義はどう成り立つかなど、新しい社会の秩序形成について考える必要性が提起されました。

この3つの角度から「誰もが自分らしさを開花することのできる2040年社会」の実現を目指して、理工・医学・法学の各プロジェクトが「2040独立自尊プロジェクト」の傘下で研究を進めてきました。現在の研究成果を、各プロジェクトのサブリーダーから発表致します。

成果報告1:
革新的ソフトマター統合プロジェクト(RISΣ)

(特殊なレンズを使用して撮影しています)

浅井誠(KGRI特任教授)
テクノロジー側のチームの名称は「革新的ソフトマター統合プロジェクト(RISΣ/ライズ)」です。まずは、プロジェクト名の「ソフトマター」という言葉についてご説明します。

「2040年問題」の解決に向けて、労働力の減少をロボティクス技術で補いながら、一人ひとりがより長く健康に生きていくために、医療や健康情報のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める方法が考えられます。では、その新技術をどうやって実現するのか。自然界へ目を向けると、そこには私たちが進化させてきたテクノロジーとは異なる、極めて高効率で精巧な機構が存在している。そのキーワードがソフトマター(柔らかい物質)です。
例えば、私たちの体の中の高分子やDNA、タンパク質、細胞など。これまでの技術をボトムアップしても再現することが不可能な、未踏のテクノロジーの宝庫がそこにあります。このソフトマターの世界に、従来のテクノロジーをジョイントさせて、人と機械の融合を目指していきたい。これが私たちの描くビジョンです。

当日のスライド資料より、ソフトマター領域の研究概要。

このテーマに基づき、すでに多くの野心的なプロジェクトが立ち上がっています。いくつか例を挙げてご紹介しましょう。

まずは、人と融合する電子デバイス。「Apple Watch」に代表されるIoTヘルスデバイスを柔らかく、そして極めて薄く再現する。装着していることをわからなくすることで、体のサインを見逃さないようにする試みです。
加えて、そうしたサインを制御する方法。先ほどのディスカッションで星野歩子さんが「エクソソーム」のお話をされましたが(記事①/前編参照)、エクソソームの解析にはまだ多くの困難があります。そこで、マイクロ流体の研究者と解析デバイスを開発したり、エクソソームを体内へ放出して治療を行うマイクロゲルシートのプロトタイプを作成したりしています。

次は、完全に柔らかいロボットを作るプロジェクト。全身をうねらせて泳ぐ海洋生物「ヒラムシ」の動きを解明し、柔らかく自由自在に動くロボットを開発します。さまざまな用途が考えられますが、微小サイズのものができれば体内を泳ぎ回り、患部へ薬効成分を届けることができるかもしれません。
また、身の回りの人工物を柔らかく人の感覚に寄り添うものにすることで、モノが「私を捨てないで」と訴えているように感じられるなど、モノと人間の感性を分子レベルで接続する取り組み。
さらに、SF作品に登場する光学迷彩のように、物質の姿を消す柔らかい透明マントの研究。私たちはコロイド結晶を用いて結晶相転移の直接観測に成功するなど、画期的な成果を挙げています。

ほかにも紹介しきれないほど多くの研究がありますが、進めるほどにより多くのテーマが生まれてきています。国際的な共創体制によって、人と機械の調和・融合を進め、「2040年問題」へのアタックを続けていきます。

成果報告2:
プラットフォームと「2040年問題」プロジェクト

河嶋:
法学系の「プラットフォームと『2040年問題』」プロジェクトは、GAFAなどに代表されるデジタルプラットフォーム(DPF)が社会や人々に及ぼす影響に着目し、デジタル社会のよりよい法的秩序の形成を目指しています。

SNSによって人々が発信手段を持ち、「アラブの春」をはじめとする民主化運動が巻き起こるなど、プラットフォームは私たちの社会を大きく変えました。しかし懸念すべき点として、フェイクニュースをはじめ、偏った情報に取り囲まれるフィルターバブルやエコーチェンバー現象、フード宅配サービスの配達員などギグワーカーをめぐる労働条件の問題、AI医師やAI教師の安全性など、さまざまな課題が生じています。
そこで私たちは、どんなにデジタル化が進んでも“いま/ここ”にいる生身(フィジカル)の個人の尊厳や人格を尊重する社会を目指したいと考えました。ネットワーク空間の新たな秩序を「デモクラシー」、「自由・権力」、「ウェルビーイング」の観点から検討し、実装につながる社会モデルを模索しているところです。

当日のスライド資料より、デジタルプラットフォームをめぐる課題を表した図。

例えば「自由・権力」など人権を扱うグループでは、「インフォメーション・ヘルス(情報的健康)」の考え方を提唱しました。クリック数など人の興味を惹くことに特化した「アテンションエコノミー」に晒された人は、いわば情報を暴飲暴食している状態にあります。不適切な情報摂取によって“知る権利”や生存権の保障にリスクが生じ、思想や人格に影響が及ぶのを防ぐため、アテンション度、フェイクニュース度、ポジショントーク度など、食品の栄養成分表示にあたるような指標を定めてはどうか。

「ウェルビーイング」の視点からは、DPFを介して健康を保護する仕組み作りに向けた「ヘルスケアの法秩序」を提案。病院や医師に加えて、アプリや診療サービスなどDPFがヘルスケア分野へ参入していく流れを見据え、医師や科学技術社会論学者などをチームに迎えて、病院や医師、介護者とDPF、行政などがアテンションエコノミーやアルゴリズムに歪められない適切な連携関係をいかに構築していけるのか、その道筋を探っていきます。

また、デジタル社会の新秩序の形成プロセスにも注目しました。DPFの台頭によって脅かされている国家の主権問題について、ヨーロッパの研究者と「デジタル主権」という考え方をベースに議論しています。GAFAなどのメガDPFが国家をしのぐ力を持ち、デジタル上の言論空間やプライバシー保障構造などを独自のルールで設計しつつある。従来は国家が行ってきた人権の保障や政治参加の仕組みと、DPFが用いるアルゴリズムとの適切な関係や秩序を模索する試みです。
これらの研究を通じて、社会との議論を重ねていきたいと思います。

成果報告3:
健康寿命延伸プロジェクト

(特殊なレンズを使用して撮影しています)

鳥谷真佐子(KGRI特任教授)
日本人の平均寿命と健康寿命には、現時点で約10年のギャップがあります。医療の逼迫や家族の介護離職などを引き起こすこの問題を、健康寿命の延伸によって解決していくのがこのプロジェクトの目的です。

最初に着手したのは、「健康であるとはどういうことか」についての再考です。例えば、障がいを負ったり病気になったりしたら健康ではないのか。でもサイボーグ化技術の進歩によって、そうした状態でも価値ある人生を送ることができるようになるかもしれない。つまり、“健康”という概念の幅を広げる必要が出てきます。

その上で、健康寿命延伸のための具体的な取り組みとして、長野県白馬村の住民と白馬高校のスキー部員を対象に、日々の健康のためにスキーを取り入れる試みを行っています。スポーツによる地域活性化や、ヘルスケア・医療データの活用モデルの作り方、個人情報などのガバナンス、ビジネスの創出まで、いろいろな企業とともに実証実験をしながら全体のエコシステムを作っていきます。
さらに、まだ手付かずかつ、重要な健康関連の新たなビジネス領域の探索も行いました。

そして、社会の人口構成と寿命、医療・介護体制への影響、健康管理のあり方などを整理していくなかで見えてきたのは、「データを活用したセルフケアがカギになる」ということでした。ただし、デジタル活用に焦点を当てるだけでは不十分で、いかに人々のモチベーションを高めて行動を変えていくかが重要です。

当日のスライド資料より、行動変容のための介入テックプラットフォーム構想の図。

そこで私たちは、その人の“なりたい健康状態”に街全体で取り組み、行動変容を促すプラットフォームを構想しました。例えば、エレベーターに乗ろうとすると階段を使うよう勧められたり、コンビニエンスストアで健康的なものを買うと褒められたり……複数サービスを連携させ、街全体で行動記録を蓄積します。
ただし、すべてのデータが単一のDPFに吸い上げられるのは個人情報保護の観点に照らして避けなければならない。自分のことを知られることなく、サービスを受けられる仕組みを作る必要があるでしょう。

ほかにも、イタリア・ミラノで開催された世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ2022」では、慶應SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)との共同プロジェクトで制作された、日常習慣を通して嗅覚の劣化を防ぐトレーニングシステム「余薫(よくん)」のプロトタイプを発表するなど、さまざまな取り組みを進めています。

新プロジェクト発表!
“行動変容を促す街” @横浜みなとみらい

鳥谷:
ここで、これらの研究から立ち上がった新プロジェクトについて発表したいと思います。プロジェクト名は「横浜みなとみらい地区における市民—大学—産業による街づくり “行動変容を促す街”計画」です。

「2040年問題」の解決には、一人ひとりの意識と行動の変化が不可欠です。しかし、健康習慣一つをとっても、個人の努力で維持するのは難しい。そこで、行動変容を促してくれる“おせっかいな街”の実現に向けて、三菱地所が実証実験の場を提供してくださいました。
例えば、ワークスペースで作業中の姿勢を計測して改善を促したり、街全体で運動や食事制限を勧めたり……さまざまな取り組みが考えられます。みなとみらいを拠点に飲み物の“マイボトル文化”を促進し、パッケージフリー社会の実現を目指すスタートアップfills(フィルズ)とともに、環境に配慮した行動を促進するプロジェクトも始動しました。

当日のスライド資料より、「横浜みなとみらい地区における市民—大学—産業による街づくり “行動変容を促す街”計画」の概念図。

こうした実験に加えて、市民と話し合いの場を設け、技術に対する不安やよりよい街に向けた議論を行うことで、倫理面や実用性の検証とともに、新たなビジネスを生み出す動きにつなげていきたい。そして、アカデミア発の技術を市民とともに産業として育てていく仕組みを、社会に根付かせていけたらと考えています。
ここで、本プロジェクトに参画していただいた三菱地所の横田大輔さんと、fillsの飯田百合子さんにコメントをいただきたいと思います。

横田大輔(三菱地所横浜支店 みなとみらい21開発担当)
このコミュニティの熱量を受けて、プロジェクトを進めることになりました。みなとみらいの街で実際にさまざまな課題解決に取り組み始めている様子を、ぜひ見ていただきたいと思います。

飯田百合子(fills代表取締役CEO) ※オンライン参加
「2040独立自尊プロジェクト」の先生方とともに、楽しさとともに行動変容につなげていきたい。その体験を街で広げていけるよう、貢献していきたいと思います。

【Closing Remarks】
自分の殻を打ち破り、インパクトを切り拓け


藤瀬:
発表ありがとうございます!「2040独立自尊プロジェクト」のさまざまな成果や、新たなプロジェクトの立ち上がりをご覧いただきました。
ここで、会場から手が挙がりました! ぜひ発言をお願いします。

菖蒲健太(慶應義塾大学大学院理工学研究科)
自分は学生として、「何かやってみたいけれど、何ができるのか」というモヤモヤを抱えていました。でもこのコミュニティで毎回、みなさんとフラットにお話しするなかで、何にも染まらず、何でも吸収できることこそが自分たちの強みだと考えるようになりました。
その想いを何らかの形で発信できればと思いますので、興味のある学生、研究者や企業の方もぜひ、どうぞよろしくお願い致します。

藤瀬
ありがとうございます! まさに自発的なムーブメントが湧き起こることこそが、このコミュニティの強みだと感じます。
最後に、慶應義塾の天谷雅行 常任理事から締めの言葉をお願い致します。

天谷雅行(慶應義塾 常任理事)
本日は、「研究者×企業×学生」の組み合わせによる、素晴らしい熱量を感じました。「研究者×企業」の組み合わせは以前からあり、「研究者×学生」は大学で、「企業×学生」も就職という接点があります。しかし、この三者が一つに出会うことはなかなかありません。その出会いを通して、これまでの“殻を破る”こと。私自身もみなさんも、それぞれに自分の殻を破って、ぜひ日本を元気にしてほしいと思います。

藤瀬
みなさま、本日はありがとうございました。現地参加のみなさんは、会場に各研究成果のパネルや体験ブースを設けていますので、研究者との交流や展示をお楽しみください。
次回のイベントでぜひ、お会いしましょう!

さまざまな研究チームによる展示の様子より。
Tags: #イノベーション#コミュニティ#サステナビリティ#大学生#慶應義塾大学#超高齢社会

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