慶應義塾の学生や研究者、企業、行政などが組織の垣根を超え、ともに未来を変えていく。
「2040独立自尊プロジェクト」× 学生主体による情報発信プラットフォームです。
運営:慶應義塾グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)2040独立自尊プロジェクト
あなたには、未来の夢があるだろうか。
たとえば2040年。どんなイメージを思い描くだろう?
ビジョンが見えにくい。「どうしたいか」も聞こえてこない。
「2040年問題」という言葉まで。解決策はあるのだろうか?
大学の研究者に聞いてみた。「複雑すぎる。この分野だけでは解決できない」
企業や省庁にも聞いてみた。「極めて同時多発。組織の壁があって動けない」
身につまされるのは若者だ。「自分の未来を “誰かのせい” にしたくない!」
思い出してほしい。未来の可能性を。「こうしたい」という発想の大切さを。
分野も組織も、人が作った仕組みのはず。どうして「変わらない」と言えるだろう。
学生、研究者、企業に政府——あらゆる壁を飛び超えて、私たちの未来をつくろう。
それは、不可能を可能に変えるインパクト。2040年の世界はもう、始まっている。
「IMPACTISM」は、慶應義塾をはじめとする学生が主体となり、教員や研究者、学外の大学や研究機関、企業や行政など、あらゆる人々と手を携えながら、2040年に向けて「いま想うこと」を発信し、未来を変えていくための情報発信プラットフォームです。
「インパクト」という言葉には、物事を変える影響力や効果などの意味が含まれます。
例えば、環境や社会によりよい影響を与える技術「インパクトテック(ディープテック)」。「変えたい」という想いが人を動かし、まだ見ぬ技術の実現に向けて、熱いうねりを作り出す。
その原理はいわば、想いと気づきの連鎖反応。新たな出会いが人を変え、大学や企業の仕組みを変えて、未来に大きな変化をもたらすのです。自分が変わり、世界も変わる。その無数のインパクトを、すべての垣根を超えてつなげたい。
「変えたい」という想いがあるならば、立場や肩書きは関係ない。ともに語り合い、気づきや発想を共有し、明るい未来を切り拓いていこう。
「2040年問題」をきっかけに、想いの連鎖で未来を変える。不可能を可能に変える意志——「IMPACTISM」を合言葉に、大いなるインパクトの輪を広げていきます。
(1) 2040年問題について知り、若者とともに考えていくこと
(2) 2040年の主役世代である若者について知ること
「IMPACTISM」は、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI)による「2040独立自尊プロジェクト」を母体に開設されました。
KGRIは慶應義塾大学のグローバル化を推進するための基盤として、2016年に設立。細分化が進んだアカデミアの状況に対して、学際的なアプローチで探求を行い、その成果を実社会へ還元するべく取り組んでいます。
その活動のなかで2021年に設置されたのが「2040独立自尊プロジェクト」です。
2040年に日本の高齢者人口は約4000万人に達し、経済の急激な減退や社会インフラの崩壊に直面すると予想されています。労働人口の急減や被介護者の増加、社会保障費の増大など、無数の要因が複雑に絡み合い、同時多発的な影響を及ぼしていくのです。
まさに、2040年を生きるあらゆる人の「独立自尊」(※1)を揺るがす存亡の危機。しかし、まだ解決の糸口は見つかっていません。
この「2040年問題」を前にKGRIは、理工学・医学・人文社会科学など、異なる研究領域を融合させながら、企業や行政、海外機関とも積極的に連携。社会の叡智を結集することで、解決につながる道筋を切り拓いていきます。
(※1)独立自尊 …自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うことを意味する、慶應義塾の基本精神。
「2040独立自尊プロジェクト」の研究活動を母体として、慶應義塾の学内/学外を超え、学生主体による情報発信活動を展開します。
「2040コミュニティ」で開催されるイベント情報やレポートのほか、未来を担う学生の目線で発信されるインタビュー記事、動画や音声(ポッドキャスト)番組など、さまざまなメディアによる発信を行います。
(制作に興味のある学生、絶賛募集中です!)
「2040コミュニティ」(2040独立自尊プロジェクトコミュニティ)で行われる講演やワークショップ、交流会などイベントの告知やレポートを掲載します。
「2040コミュニティ」の概要と参加方法については、以下をご覧ください。
「2040コミュニティ」と参加方法(Subscribe)