日本の未来、そしてすべての人々の前途を揺るがす「2040年問題」の解決に向けて立ち上がった「2040独立自尊プロジェクト」。理工学・医学・人文社会科学をはじめ、さまざまな研究領域で世界と戦う新進気鋭の研究者たちが、互いにタッグを組んでムーンショット的な研究プロジェクトを数多く発足させるなど、大きな進展を遂げています。
しかし「2040年問題」は、無数の社会要因が同時多発的に作用する、極めて複雑な問題です。
日本が世界に先駆けて直面する重大な社会課題。しかも、解決の糸口がまだ見つかっていない以上、ありとあらゆる研究シーズや、思いも寄らないアイデアを結集することで、大きなうねりにつなげていかなければなりません。
そのためには、慶應義塾だけでなく、国内外の大学の研究者や学生、企業、行政など、自分たちの未来にコミットしたいと考える人々がともに集い、想いや知見を共有することのできる“開かれた場”が必要です。
この目的に向けて旗揚げしたのが、「2040コミュニティ」(2040独立自尊プロジェクトコミュニティ)。日本最大級のイノベーション集積拠点「CIC Tokyo」とタッグを組み、2022年5月に正式始動を果たしました。
キックオフに始まり、コミュニティメンバーによるワークショップやピッチイベント、オンライン参加可能な一般公開イベントなどを続々と開催。
今後も肩書きや立場、組織などの垣根を超え、学生主体による発信活動「IMPACTISM」とも連携しながら、一大コミュニティの形成を目指していきます。