2040独立自尊プロジェクト(プラットフォームと「2040年問題」)の研究成果シリーズ「怪獣化するプラットフォーム権力と法」2巻として、石塚壮太郎(日本大学法学部准教授)編による『プラットフォームと権力:How to tame the Monsters』(慶應義塾大学出版会、2024年9月)が刊行されました。
シリーズ「怪獣化するプラットフォーム権力と法」
いま、急成長する科学技術、とりわけAIの力を背景に、リヴァイアサン(=国家)とは異なる〈怪獣〉が再び姿を現し、リヴァイアサン一強を前提とした近代的法システムを強く揺さぶり始めている(……)。
「怪獣化するプラットフォーム権力と法」と題する本シリーズは、グローバルなメガ・プラットフォームを、旧約聖書(ヨブ記40-41章)に、海獣リヴァイアサンと二頭一対の怪獣として描かれる「ビヒモス」に喩えて、リヴァイアサンとビヒモスの力の対抗と、その制御のあり方を法学的に検討し、自由と民主主義の行く末を展望しようとするものである。
(山本龍彦「本講座の刊行にあたって」より)
本書の概要
シリーズ第2巻である本書は、プラットフォーム権力の統制理論と、その具体的な手法を憲法や競争法などの視点から検討し、ビジネス・政治・社会一般に対する10の提言を行う。日本に加え、EUデジタル政策に中心的な役割を果たすドイツ、オーストリアからも、第一線で活躍する研究者が寄稿。
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デジタル・プラットフォームやAIをめぐるビジネス、政策、研究に関心のある方、必携の一冊。
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